楽山日記(LD)

ヤフーブログから引っ越してきました。特にテーマは決めずに書いてますが、スピ系の文章が多めです。若気の至りでハマってしまった宗教についても書いてます。よろしくお願いします。

霊言の判断方法(シルバー・バーチの霊訓)


*内容
 霊言は、その内容で判断されるという考え方があるが、シルバー・バーチもそのように説いている。
全ては摂理によって規制されているのです。入れ替わり立ち替わりしゃべりたがる低級霊の場合は別として、名の知れた支配霊が道徳的に首をかしげたくなるようなことを言った例は決してないはずです。非難したり中傷したり陰口を言ったり、つまり低俗な人間のするようなことを支配霊がしたためしはないはずです。

(『シルバー・バーチの霊訓(二)』シルビア・バーバネル編、近藤千雄訳、潮文社、昭和60年、p.140)
 これをそのまま読むならば、悪口、中傷など、低俗で、不道徳な霊言は、低級霊によるものであって、まともな霊によるものではないということだろう。またこの文章のニュアンスからすると、低級霊というものは「入れ替わり立ち替わりしゃべりたがる」ものであるらしい。
 これをまとめると、やたらと多弁で、落ち着きがなく、不道徳で、悪口や中傷が多い霊言は低級霊によるものであって、軽口は慎み、冷静で、道徳的で、悪口は言わず、中傷はしないのが高級霊によるものだということであろうか。


*結果
 シルバー・バーチによれば、霊言の良し悪しは、その影響、結果によっても判断できるとのことである。
実によりて木を知るべし──これは実に良い判断方法です。もし利己主義や欲得を煽るような、あるいは世間への義務をおろそかにさせたり、汚ない考えや隣人への思いやりに欠ける言葉を吐くようなことがあったら──もしも慈悲の心を忘れさせ自己本位の生き方を勧めるようなことがあったら、それが立派な罪悪性の証拠と言えます。

(同上、p.136)
 「実によりて木を知るべし」というのは、よく知られている考え方であるが、佐倉哲氏が批判を書いている。
「つまり、良い結果(善なる行動や幸福)を生むからといって、そういう結果を生んだ思想や信念が真理であるとは限りません。「ウソを言う人は閻魔様に舌を抜かれる」という非真理(ウソ)がひとを正直者にしたり、「あなたはガンではない」という非真理(ウソ)が病人を幸福にしたりします。つまり、良い結果(善なる行動や幸福)は、必ずしも、その人の信念や思想が真理であることを保証しません。

この意味でも、「その木が良い木かどうかは、実を見ると分かる」というイエスの教えは間違っています。行動と思想は関係していますが、行動を見てその人の思想のが真理であるかどうかは判別できません。」

 この意見は、筋が通っているように思う。ただ思想と行動は無関係ではないとしたならば、特定の思想を信奉する者たちの言動について、一定の傾向性が見受けられるということは皆無ではなかろうし、そうであるならば「実によりて木を知るべし」という考え方は、常に正しいとは言えぬまでも、まったく考慮する必要なしとまでは言い切れぬようでもある。
 ちと緩い考え方かもしれないが、霊言の価値を判断する際に、その影響を受けた者がどうなって行くか、はたまた、どのような者がそれに興味を持ち、信じるかというようなことを観察するのは、一定の目安、参考にはなり得るように思える。


*とある宗教団体の霊言
 それにしても、シルバー・バーチの霊訓を読んでいると、どうしても幸福の科学(HS)のことを思い浮かべてしまう。大川隆法は霊言の回数を誇るけれども、これは「入れ替わり立ち替わりしゃべりたがる低級霊」に当てはまりそうであるし、その内容の低俗さについても、いろいろ議論があるし、それを信じる信者たちの人品についても同じく議論があるし…。
 ちなみに、大川隆法の霊言なるものがネット上に出回っているが、その一部がこちら。↓
霊言 ブルース・リー

霊言 小保方晴子守護霊

霊言 宏洋守護霊 SMAPが解散した理由

霊言 宏洋守護霊、映画館に賽銭箱

 上から、ブルース・リーの霊言、小保方晴子守護霊の霊言、大川宏洋守護霊の霊言×2であるが、これらは氏の行った霊言なるもののうち、もっとも低俗な箇所なのだろうけれども、こういうものを内輪の冗談とするならまだしも、本にして一般に売り出すというのは、どういう考えによるのか謎ではある。
 特に、宏洋守護霊の言葉と称して、自分が出てきたからSMAPはもういらなくなって解散しただとか、自作を公開する映画館の前には賽銭箱を置いて全財産を寄付させるとか、無茶苦茶なことを言っているのは理解不能である。大川隆法は一体何がしたいのだろう? またこれを本物だと信じ、讃美する信者は何を考えているのだろう?

『真っ赤なウソ』養老孟司著

『真っ赤なウソ』養老孟司
 本書はタイトルにひかれて読んでみた。宗教コーナーで見つけたので、宗教は「真っ赤なウソ」だとする本なのだろうと思ったのだが、実際はそれに限ったものではなく、さまざまな問題について触れたものだった。その中で興味をひかれた話を挙げるとこんな感じだ。
  • 大正10年。水道の塩素消毒がはじまって以降、それまでは男性より短かった女性の平均寿命が急に伸び始めた。
  • アフリカで人口爆発がおきているのは、スポーツ飲料による。子供の死因は下痢と脱水が多かったが、これによって子供の生存率が高くなった。
  • 近代前の人は自分は永続しない、無常だと考えていたが、現代人は変わらない自分が永続し、死なないと考えがちである。これは昔は折に触れて名を変えたが、現代人は生まれて以降ずっと名を変えないこととつながっている。
  • 独創的なことは他人と共有されない。自分の話を他人が分かるということは、個人心理は存在しないということ。
  • 無宗教の葬式では「参列者は手持ちぶさた」になる。
  • 倫理は個人的なものであり、マニュアルは他者と共通のルールであるから、「倫理マニュアル」とはおかしな言葉であり、考え方だ。
  • 宗教は「ウソから出たマコト」である。ハリー・ポッター、千と千尋の神隠しが流行るということは、宗教が弱っているということ。
  • 西洋で出会った無神論者からは、宗教や教会に対する反感は認められたが、神に対する反感は感じられなかった。
 以上。本書の話題は多岐にわたっているので、何についての本かと問われれば、一言ではこたえにくいのではあるが、小ネタの宝庫で面白い本であるとは言えると思う。

『14歳からの哲学入門』飲茶著

『14歳からの哲学入門』飲茶
 これはしばらく前に通読したことがある本だが、すごく面白かったので、また読んでみた。やっぱり面白い。おかげでぐんぐん読める。哲学史についての本を読むと、古い話は理解できても、現代に近づくにつれて難しくなり、最後まで読むのは大変だが、本書はそんなことはなく、最後まで楽しく読めるのがうれしい。というか、先に進むほど面白くなっているとさえいえる。
 書中では、「たいていの構造主義の入門書は難しい。読んでもわかった気分になれないような本が多かったりする」(p.230)としているが、本書はそのような入門書ではなく、十分に「わかった気分」にさせてくれる本だ。
 当然ながら、これはあくまで気分でしかなく、本書を読んだだけですべてを理解したと勘違いしてはいけないのではあろうが、入口でつまずいで退散させられるより、一時的にでも「わかった気分」にさせてくれて、もっと深く知りたいと思わせてくれるのは有り難いことである。
 ちなみに本書で取り上げているのは、ニーチェ、デカルト、ヒューム、カント、ヘーゲル、キルケゴール、サルトル、レヴィ・ストロース、ウィトゲンシュタイン、デルタ、ボードリヤールらであり、最後には、今後の哲学の可能性についても触れている。忙しくて全部を読む時間がなかったり、過去のことより、まずは著者の考えを手っ取り早く知りたいという人は、この最終章だけを読むのも有りだと思う。

ギャラリー
  • 霊言の判断方法(シルバー・バーチの霊訓)
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  • 『真っ赤なウソ』養老孟司著
  • 『14歳からの哲学入門』飲茶著
  • 『キリスト教入門』島田裕巳著
  • アンチによる宏洋批判(ネット入会)
  • 改心とゆるし、どちらが先で、どちらが後か?
  • 「幸福の科学大学」認可申請を取り下げ祭?(HSU)
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  • 『奇跡との出会い。 心に寄り添う。3 』(幸福の科学のドキュメンタリー映画)
  • 「発言の場の自由について ~アンチブログ「楽山日記」に対しての反論~」を読んでみた。
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  • 信者ブログを見たけれど 3(st関連)【加筆、追記あり】
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