四五一 自分を苦しめず、また他人を害しないことばのみを語れ。これこそ実に善く説かれたことばなのである。
(『ブッダのことば』中村元訳、岩波書店〈岩波文庫〉、1985年、p.92)
 
六三二 粗野ならず、ことがらをはっきりと伝える真実のことばを発し、ことばによって何人の感情をも害することのない人、――かれをわたくしは〈バラモン〉と呼ぶ。
(同上、p.138)

どれも常識的で、当たり前の意見ではあると思います。でも実践しようとすると、なかなかに難しい。
 
自分の場合は、腹を立てているときにはつい乱暴なことばがでてしまいます。また、常に、自分も、他人も害しないことばのみを語っているかと問われれば、「はい」とこたえる自信はないです。もっと精進したいと思います。