思い返してみれば
 
若かった頃は
すきなこと
やりたいことが
たくさんあった
 
そのせいか
人生の目的と使命なんて
あらためて考えたことはなかった
そんなことは考えず
ただすきなこと、やりたいことに夢中になっていた
 
でも
いくつかの挫折のあと
宗教書を読んで
人生の目的と使命について教えられた
それで次のように考えるようになった
「自分が生まれたのは、この宗教と出会うためだった
この教えを学び、自らを高め
この教えを広め、人々を幸福にするためだ」
 
それから
月日が経って
今はまた
若かった頃に戻ってきている
自分のすきなこと、やりたいことに夢中になっている
 
神は××××の目的で人類を創造したとか
人生の目的と使命は××××であるとか
そういう考え方を聞くと
なんだか自分が
特定の目的のために大量生産される製品の一つに
されたような奇妙な心持ちがするようになった
 
やはり
人生の目的、使命などは
他から与えられるよりは
自分自身で決めたい
他の人はどうか知らないが
少なくとも今の自分には
そういう生き方が合っているようだ