前記事で、新興宗教はおおむね、サブカルだろうと書いたが
自分は学者ではないので、これをきちんと定義づけるのは難しい
少々、乱暴な話ではあるが、自分はこれを感覚的に判断してる

たとえば
輪廻転生は古くからある考え方であり、サブカルではなかろうが
前世少女だとか、前世療法などはサブカルと思う。

また、あの世(天国、地獄)を信じるのは伝統宗教的ではあるが
心霊番組、交霊会、チャネリング、霊言などを信じるのはサブカルだろう

さらには、自然神や、物の怪など、この世ならざる存在を信じるのは伝統宗教的でないこともないが
ネッシー、ツチノコ、UFO、宇宙人、アブダクション、パラレルワールドなどを信じるのは、サブカル的だと思う

それから、古くから伝わる古典聖典を尊重するのは伝統的ではあるが
それらを軽んじて、教祖の霊能を絶対視するのは、サブカル傾向は強いと思う

以上をまとめると
霊現象に対する興味が強く、マンガ的な世界観を持ち
古来より伝わる叡智よりも、教祖の霊能を信頼するような宗教は、サブカル宗教ということになる

言い難いことではあるけれど
こういうサブカル宗教は、あまり長く続くことは期待できないし
カルトである確率も高いし、信ずるに足りないだろう
もしどうしても宗教を信じないではいられない場合は
こういうサブカル宗教よりは、伝統宗教の門をたたく方が無難だろうと思う。