今日は、十二月一日。
いやはや、もう十二月が来てしまった。ヤバい。
 
振り返ってみれば、年のはじめには「今年こそは家の中の片付けを完了するぞ!」と決意したのだった。でも、十二月が来たというのに、片付けは全然、終わってないという…(笑)。
 
自分としては、今年は不用品はたくさん処分して、かなり頑張ったつもりなのだが、家の中はまだまだ物であふれている状態なのだから情けない。
 
そういえば、PCの中も、家の中と同様に、ごちゃごちゃ状態である。これも今年中に整理整頓するのは無理っぽい(笑)。
 
ブログはといえば、しばらく前から整理整頓を頑張っているつもりではある。記事の文字を大きく見やすくしたり、書庫、メニュー等をシンプルにしたり、短文記事はひとまとめにしたり、些末な記事は消したり、非公開にしたり…。
 
でもまあ恥ずかしながら、自分のブログでありながらも、いまだに、どこにどういう記事があるかは把握しきれてないし、自ブログの中で迷子にもなりかねない状態であるし、整理整頓は完了したとは言い難いかな。
 
ちなみに、夏目漱石の「道草」のおわりには、次のような文章がある。

「世の中に片付くなんてものは殆んどありゃしない。一遍起った事は何時までも続くのさ。ただ色々な形に変るから他にも自分にも解らなくなるだけの事さ」
 健三の口調は吐き出すように苦々しかった。
 
これは、人生問題、社会問題など、深い意味で言っているのであって、整理整頓のことを言っているわけではないのだろうけど、自分は、年末の大掃除の時期が来るたびに、ついついこの言葉を思い出してしまう。片付けが完了するなんて、どだい無理なんだよなあ…と、まあこれは言い訳に過ぎないのだけど (笑)。