*逆転
 宏洋氏は、動画が復活したとして勝利宣言している。
 HS側はこれには悔しそうで、宏洋氏だけでなく、宏洋氏の主張を受け入れた運営者をも批判している。

・幸福の科学に消された動画が復活しました。再審査請求が通ったようです。


・宏洋さん、信仰者への侮辱をやめよ!【宏洋氏に物申すシリーズ28】
 


*因果応報
 私は、HS側の「信仰者への侮辱をやめよ」というのは正論だと思う。この点、宏洋氏はやりすぎだ。
 ただHSはそういう主張をするなら、まず自らの過去を思い出すべきだとも思う。
 たとえば、HSでは当初から、他宗教の神々をランク付けして、大川隆法の下に位置付けるようなことをしている。これは他宗教に対する侮辱だろう。
 また少々細かいことを言えば、HSでは、「正心法語」は般若心経の一万倍の功徳があると言っていた。聖書はすべてが神の言葉ではなく、神以外の言葉もまじっているだとか、イエスを天上界から指導したのはエロヒム(大川隆法)だったとも言っていただろう。GLA高橋信次に対する貶め方もひどいものだった。
 HSは宏洋氏にむかって「信仰者への侮辱をやめよ」と言うならば、まず自らが反省する必要がある。


*反動
 私見ながら、宏洋氏の内面は分からないが、一般論としていえば熱心信者が過激アンチに変わるというのはそう珍しいことではないし、なぜそういうことが起きるかと言えば、HSの教えがそれだけ過激であるためではなかろうか。
 たとえば、HSでは信者を脅すようなことはしていないというけれども、実際には、大川隆法を信じなかったり、悪く言ったりすると地獄に堕ちるとしている。
DSCN3741 永遠の仏陀
 これは『永遠の仏陀』の一節だが、仏陀である大川隆法への信仰を手放せば地獄に堕ちるとしている。
まんが幸福の科学入門 反省の章 「偽仏陀」を信じる人々
 こちらは他所で拾った絵だけども、『まんが幸福の科学入門』の「反省の章」の一場面だろう。仏陀(大川隆法)を悪く言ったら、地獄に堕ちて、くし刺しにされ、溶けた鉄を口に流し込まれるとしてる。
 もしHSで棄教、批判しても何の反作用もないとしているならば、退会者によるHS批判もゆるく、あっさりしたもので終わるだろうけれども、棄教、批判に対しては怖ろしい反作用があるとするならば、それをはね返すには相応の胆力が必要となり、過激な批判が出てくるのも道理ではある。
 過激アンチの存在については、この辺りの問題も関連しているのではないだろうか。
 HSではいまだに、上のようなこと以外にも、エルカンターレであり仏陀である大川隆法を信じないと神罰がくだる、天変地異が起きるというようなことを繰り返しているようだが、そのようなことを言えば言うほどに信者らは自らの中にある違和感や疑問を抑圧することになろうし、退会後はそれらが爆発し過激アンチになるだろうことは容易に予測可能なことだ。この点、HSはよく気をつけてほしい。