前記事を書いてから、ふと幸福の科学(HS)のことを思い出してしまった。
 たとえば大川隆法は、宗教を統合するというようなことは言っていたが、連帯、協力ということはあまり言っていなかったように思う。またこの統合というのは、HSこそが最高、最大、最強であり、自らの教えの下に他宗教を統合するというものだった。そのせいか、じきに他教団が教祖から信者までまるごと帰依してくるという噂までささやかれていたのだった。今にして思うと、この発想は、人と人とを結び付ける愛によるものというよりは、むき出しの支配欲のように思える。
 理屈としては、愛は横、慈悲は縦の関係であり、大川隆法は仏の慈悲のように人々をいつくしみ、導こうとしていると言うこともできなくもないし、そうすれば自分の教えの下に他の宗教を統合するというのも道理であるかのように言えなくもないかもしれない。
 でも人をいつくしめば、人から慕われるようになるものだ。ところがHSは身内である信者からは支持されても、一般からは敬遠されていて社会的には孤立しているというのが実情だ。これは幸福の科学学園や幸福実現党などの宗教以外の分野でも同じだ。HSは宗教、教育、政治など、さまざまな分野に進出しているが、どの分野でも一般からは距離をおかれ、慕われることなく、孤立している。人々を本当にはいつくしむことができていないからこうなるのだろう。にもかかわらず、近頃は、神(大川隆法)を信じない者たちには天罰が下される云々といっているのだからどうしようもない。
 それにしても、どうして自分はこんなHSのことを愛と慈悲にあふれた団体だと信じ込んでしまったのだろう? 浅はかで、バカで、とんまで、愚か者だったからだと言ってしまえばそれでおしまいだけども、この点についてはギリギリ原因究明して二度と同じ間違いをしないようにしたい。