*驚いた!
 ツイッターを眺めていたら、高橋昌一郎氏の文章が流れて来たので読んでみた。



 いやはや、これが本当なら酷い話である。


*同情の余地
 でもよく考えてみれば、彼らが批判者に対して高圧的な態度に出るのも仕方がないかもしれぬ。
 たとえば、HSでは人事異動は頻繁にあり、職員の地位は極めて不安定だ。大川家の一員であっても、総裁の意向次第で追放もありえる。とすれば、HSの職員は、総裁のご機嫌を損ねることは何としても避けたかろ。
 また総裁は、新聞や雑誌をよく見ているという。それなら総裁から週刊誌対策を命じられた職員は、尻に火がついた状態にならざるをえないだろう。適当な報告で誤魔化しようがないし、総裁が次号を見たときに、そこに批判記事があるかないかによって自分の将来も決定しかねないのだ。わが身を守るために、なりふり構わぬ行動に出てしまうのも仕方ない。
 以上のことはいろいろと見聞きしたことからの想像に過ぎないのではあるが、なにはともあれ一部の職員が批判者に対して高圧的な態度に出がちなのは、それ相応の理由はあるにちがいない。
 一般論としては暴君に仕えるならば、その者もまた暴君のようにならざるを得ないものであろうし、高圧的な態度を示す職員は、理想を持って出家したにもかかわらず、心の平安を得られず苦しんでいるのかもしれぬなどと考えてみると、そういう人をあまり厳しく責めるのは可哀想と思う次第ではある。