楽山日記

ヤフーブログから引っ越してきました。特にテーマは決めずに書いてますが、スピ系の文章が多めです。若気の至りでハマってしまった宗教についても書いてます。よろしくお願いします。ヤフーブログの楽山日記と区別するために、ブログタイトルの末尾にLDとつけていましたが、ヤフーブログはなくなったので、末尾のLDも削除することにしました。

朱に交われば紅くなる? (『ブッダの真理のことば 感興のことば』)

 
五 劣った卑しい者になじむ人は堕落してしまう。しかし等しい者につき合う人は実に堕落することはないであろう。すぐれた者に近づく人はすぐれた状態に達する。それ故にこの世では自分よりもすぐれた人とつき合え。
[省略]
一一 どのような友をつくろうとも、どのような人につき合おうとも、やがて人はその友のような人になる。人とともにつき合うというのは、そのようなことなのである。
(『ブッダの真理のことば 感興のことば』中村元訳)

これは、「感興のことば 第25章 友」で見つけた言葉です。
 
若い頃は、朱に交われば紅くなると説教されると、反発を感じたものでした。けれどもこの年になってみると、これには一理あると認めざるを得ないという心境になりました。
 
また、これは友だけでなく、書物や宗教に関しても言えそうです。たとえばこんな風に。
 
・悪書を読み耽る者は堕落する。しかし良書に親しむ者はすぐれた状態に達する。
・邪教に近付く者は我が身を亡ぼす。しかし正しき信仰を得るものは正しき者となる。
 
人に限らず、書物でも、宗教でも、何に近付き、何を遠ざけるかということは、とても大事なことなのだと思います。


「信じよう!」と決意するとき

 
信仰には、およそ二種類ある。「信じよう」という意識のない信仰と、「信じよう」という意識に支えられている信仰である。
 
はっきりいって、前者の信仰は安定しているが、後者の信仰は危ういところがある。意識的に、「信じよう!」と決意するということは、そうしないではいられないほどに、信仰が揺らいでいるということだから。
 
乾いた砂が、手からこぼれ落ちるように、信仰心が心からこぼれ落ちようとしているからこそ、「何があっても、信仰は失わないぞ!」「この信仰の綱は、絶対に放さない!」などと強く決意しなければならなくなっているのだ。
 
「わたしは、エル・カンターレを信じる! この信仰を守りぬく!」と決意し、自らを奮い立たせないではいられない信者には、この事実に気づいてほしいと思う。
 
そうすれば、きっと、「信仰するぞ!」と気張る信仰ではなく、もっと自然で、ゆったりした信仰を得られるはず。


絶対に、生まれ変わりたくないもの

 
生まれ変わりとカルマについて自問自答してみました。
 
Q「絶対に、生まれ変わりたくないものとは何か」
 
A「バキュームカーだ。バキュームカーにはなりたくない」
 
Q「では、どうしたら、そうならずに済むのか」
 
A「汚い言葉を吐いたならば、汚いものを吸い込まなくてはならない。バキュームカーに生まれ変わりたくなければ、汚い言葉は吐かないことだ」
 
Q「他に、絶対に生まれ変わりたくないものはあるか」
 
A「宿り蜂に寄生されるイモムシにはなりたくない。体を内側から食い破られるのはおぞまし過ぎる」
 
Q「では、どうしたら、そういう目に遭わずに済むのか」
 
A「自分のために他人を食い物にした者は、来世では、自分が食い物にされることになる。宿り蜂に寄生されるイモムシになりたくないなら、他人を食い物にしないことだ」
 
Q「他には、生まれ変わりたくないものはあるか」
 
A「妄信者にとりまかれ、依存されるカルト教祖にはなりたくない」
 
Q「では、どうしたら、それを避けられるのか」
 
A「人々の好意と信頼を裏切るならば、来世でも同じ過ちを繰り返すかどうか試されることになる。カルト教祖にならないためには、誠実に生きることが大切だ」
 
(云々)
 
以上の問答は、あるいは皮肉を感じる人もあるかもしれませんが、これはあくまで自戒を込めた問答であり、そのような意図はありません。ご了承ください。


ギャラリー
  • 『はじめて読む聖書』田川建三ほか
  • 『ブッダという男』清水俊史著
  • 『光る国神霊物語 大悟徹底の手引書』門田博治、花井陽三郎著
  • 『易と人生哲学』安岡正篤著
  • 『ほくろの呼び鈴 父 実篤回想』武者小路辰子著
  • 『『涅槃経』を読む』高崎直道著
  • 『魔女狩り』森島恒雄著
  • 『国史総論』内田銀蔵著(昭和17年)
  • 『私の記録』東久邇宮稔彦著(昭和22年)
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  • 『皇国体の真髄』松永材著(昭和15年)
  • 『皇国体の真髄』松永材著(昭和15年)
  • 『皇国体の真髄』松永材著(昭和15年)
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  • 『韓国 堕落の2000年史』崔基鎬著
  • 『宣戦大詔謹解』朝日新聞社刊(昭和十七年三月)
  • 「小学」(新釈漢文大系 第3巻)
  • 「小学」(新釈漢文大系 第3巻)
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