心だに誠の道にかないなば 祈らずとても神や守らん
(菅原道真)

この道歌を知ったときは心から感動したものだった。それ以後、時折、口ずさんでいるけれども、その感動が色あせる気配は少しもない。
 
「至誠、天に通ず」は勇まし過ぎて気圧されるような感じもあるけれど、こちらの方はたおやかでありつつも秘めた力強さがあるというのがなおいい。大好きな道歌。