芸術において大事なのは、それを少しも理解していない多数者ではなく、それを愛し、そして誇りを失わない謙遜の心をもってそれに奉仕している少数者である、
(ロマン・ロラン「ジャン・クリストフ」『世界文学全集13』片山敏彦訳、千趣会、昭和51年、p.63)

これは「ジャン・クリストフ」の「広場の市」にあることばですが、芸術だけでなく、宗教にとっても言えることではないかと思います。