とある小説で
次のような文章を
読んだことがある

「彼は、神を信じる必要はなかった
なぜなら、彼は神と共にあったからである」

小説のタイトル、正確な言い回しは忘れてしまったが
たしか上のような意味の文章だったと思う

はじめて、これを読んだときは
ハッとさせられたのだった

一応、理屈をつければ、こんな感じだろうか
・神は愛である
・彼の心には、愛(神)がある
・愛(神)は、彼と共にある

具体例を挙げれば、こうかな
・神を信じる、信じないにかかわらず、
心に愛(神)があるなら、神と共にいるのである

反対の例を挙げると、こうなる
・いくら、「神を信じる」といっても
心に愛(神)がないなら、そこに神はいない

結局、一番大切なことは
神を信じるとか、信じないとかいうことではなく
思いやりがあるかどうか、心に愛があるかどうかなんだろうなあと思う。