先日、
悪夢を見た記事を書いてから
ずっと前に、高橋信次の本で読んだ話を思い出した
詳細は忘れてしまったが、大体、こんな感じだったかと…
悪夢を見た記事を書いてから
ずっと前に、高橋信次の本で読んだ話を思い出した
詳細は忘れてしまったが、大体、こんな感じだったかと…
高橋信次が幽体離脱して、地獄界に降りて行ったら
そこで、飢えた鬼婆に襲われ、尻の肉をよこせと迫られので
その心情を察し、あわれに思って、自らの肉を差し出そうとしたところ
鬼婆は、今までこんなに優しくされたことはなかったと涙を流し、回心したというのである
その心情を察し、あわれに思って、自らの肉を差し出そうとしたところ
鬼婆は、今までこんなに優しくされたことはなかったと涙を流し、回心したというのである
自分はこれを読んで感動したので
「よし、夢のなかで、何かに追いかけられたら
逃げることなく、その相手と向き合うことにしよう
もし、ひもじくてたまらないというなら
この肉を食べなさいと我が身を与えてやろう」
と思ったのだった
逃げることなく、その相手と向き合うことにしよう
もし、ひもじくてたまらないというなら
この肉を食べなさいと我が身を与えてやろう」
と思ったのだった
でも恥ずかしながら
臆病者の自分は、これを一度も実践できてない
起きて、目覚めてるときには、上のように考えたりもするけれど
夢のなかで、何か恐ろしいものがいると感じたときは
後ろを見ることなく、一目散に逃げてばかりである
逃げながらも、自分の臆病さにびっくりするのだけども
ともかく必死に逃げないではいられないのである
起きて、目覚めてるときには、上のように考えたりもするけれど
夢のなかで、何か恐ろしいものがいると感じたときは
後ろを見ることなく、一目散に逃げてばかりである
逃げながらも、自分の臆病さにびっくりするのだけども
ともかく必死に逃げないではいられないのである
ゲッセマネでの祈りの後で
イエスが捕まったとき
その弟子のなかには
官憲に服をつかまれたので、裸になって逃げた者がいたそうだが
自分の逃げ方は、そんな感じである
まったく情けない話である
その弟子のなかには
官憲に服をつかまれたので、裸になって逃げた者がいたそうだが
自分の逃げ方は、そんな感じである
まったく情けない話である
高橋信次の話は
釈尊が前世において
飢えた虎に、我が身を食べさせたという話を
下敷きにしてるのかもしれないが
もしそういうことが実際にあったのであれば、心底すごいなあと思う
自分には現実にはもちろん、夢の中でさえもできないことである。
飢えた虎に、我が身を食べさせたという話を
下敷きにしてるのかもしれないが
もしそういうことが実際にあったのであれば、心底すごいなあと思う
自分には現実にはもちろん、夢の中でさえもできないことである。