前記事を書いていて
思い出したのだけれども

論語といえば
「思い邪なし」というのも
いい言葉だなあ

これは詩経についての批評だけども
人物評で、こういうことを言われたら嬉しかろうと思う

「彼はどういう人間かといえば、思い邪なしということに尽きる」
「彼の人生を一言でいうならば、思い邪なしということだろう」

こういう人生を送れたなら、心から「我が人生に悔いなし」と言えそうだ

そういえば
「思い邪なし(思無邪)」は
「至誠」と重なるところもありそうではある

「至誠」は
勇ましすぎるというか
眩しすぎる感じがしないでもないが
心の底から力が湧いてくるようであるし
「思い邪なし」と同じくらい、いい言葉だと思う。