自己変革にこだわっていた頃を思い出すと
変えられることと
変えられないこと
この二つの区別がついていなかったように思う

だから
変えられないことを、変えようとして空しい努力をしていた
それは、たとえて言えば
トンカチがノコギリになろうとしたり
釘がカンナになろうとするようなものだった

変えられることを変える努力をするのはよい
でも変えられないことについては
それを変えようとするよりも
それを受け入れる心の余裕が必要だ

若いうちは
変えられないことを変えようとして足掻くのもいいが
いつまでもそのままでいいわけじゃない

恥ずかしいことだけども
こんな単純なことに気付くまでに
なんとまあ随分と遠回りしたものである
我ながら馬鹿だったなあと思う。とほほ。