先日、さる方から、本をたくさんいただいた。段ボール箱にびっしり詰まっててほとんどは新刊書できれいだ。この人は雑学好きの乱読家なので、ジャンルは多岐に渡っているが、一応はみんな目を通してみるつもり。
そういえば以前は、スピリチュアル好きの友人から、その手の本をたくさん勧められたものである。たまに会うたびに、スピリチュアル系の新刊を持参し、これ読め、あれ読めとすすめてくれた。当時、自分はこの方面については、さほど開拓していなかったので有り難かった。
こうしてみると、自分の読書範囲を広めるには、読書家の友人の存在は大事だなあと実感する。その友人の趣味が、自分と異なるなら、なおよい。
勉強など義務としての読書は別として、楽しみとして読む本は、自分で選ぶのが基本ではある。でもそれだとどうしたって範囲は狭くなる。でも誰かが選び、集めた本を読むならば、そういう狭さはいくらか修正できるだろう。この点、読書仲間がいるというのは有り難いと思う。
見識を広めるには、自分とは反対意見を持つ著者の本を読めとも言うけれども、これを実践するのは案外に難しいし、それと比べたら、友人知人のおすすめ本を読むのはずっと楽だし、外れも少なくなりそうでよい。