前の記事で
宗教の教えには
一般の道徳のような部分と
その宗教特有の部分とが
あることを書いた

これは
霊的な教えについても言える
宗教の説く霊的な教えは
心霊マニアなら
誰でも知ってる一般論と
その宗教特有のものと、二種類ある

  〈一般的な霊的知識〉
・人は肉体は滅んでも、霊魂として生き続ける
・霊的な存在には、善霊もいれば、悪霊もいる
・霊界には、いろいろなところがある
・霊能者には、偽物が多く、本物は少ない

  〈その宗教に特有の霊的教え〉
・退会したら地獄に堕ちる
・教祖のことを悪く言ったら地獄に堕ちる
・教祖は史上最大の霊能者である、
・信者は、この教祖に出会い、帰依するために、この世に生まれてきた
・信者の使命は、教祖の手足となって働くことである

カルトは
はじめは一般的な霊的知識によって
心霊マニアを釣り上げて
徐々に、その宗教特有の霊的教えを刷り込んでゆく

心霊マニアには
カルトに騙されないために
この辺りのことを気を付けてほしいなあと思う

また
カルト信者には
この点に早く気づいて
カルトに加担することのないように
注意してほしいとも思う。