自分の座右の銘は、何だろうと考えていたら
次の言葉が、心に浮かんだ

「『ねばならぬ』を排する」

この言葉は、『生命の實相』で知ったけど
以来、ちょくちょく思い出す言葉になってる

その頃は、とある宗教に凝っていて、ねばならぬだらけだった
信仰は続けなければならぬ。棄教、退転してはならぬ
教祖を信じなければならぬ。少しでも疑ってはならぬ
毎日、教学しなければならぬ
毎日、聖典を唱えなければならぬ
毎日、八正道を行じ、反省しなければならぬ
布教活動に励まなければならぬ
波動の悪い本は読んではならぬ
悪霊の影響は受けてはならぬ
外出の際は、聖典とペンダントは常に携帯せねばならぬ
その他いろいろ

自分はこんな状態だったせいか
「『ねばならぬ』を排する」
という言葉を知った時は、びっくりした
まさに、眼から鱗…という感じだった
自分なりの身心脱落だったかも…

多分この言葉は、一生忘れないだろうなあと思う。