もうずっと前のことだけど
自分は
とある宗教の本を読んで
すごく感動したことがあった
これは間違いなく本物だ! と思ったのである
でも
その本のことを
次のように評する知人もいた
「この本には中身がない。薄っぺらだ
この著者は、神秘体験を分かってない
本で知ったことや、自分の想像で書いてるだけだ」
当時の自分は
こういう見方には
同意しかねたのだけれども
それから
30年近くが過ぎた今となっては
知人の見方は正しかったと認めざるを得ないようだ
かなり遅くなってしまったけれども
率直な意見を聞かせてくれた知人には感謝したい
「人の話には、謙虚に耳を傾けなさい」と言うけれど
これは本当だなあと思う。