最近はどうも時間が惜しくてならない。人生の半分が過ぎたと感じはじめた頃から、そんな風になってきたように思う。
 
以前は、好きなこと、やりたいことができれば満足で、時間がもったいないなんて考えたことも無かった。でも今は自分の時間はできるだけ意義あることに使いたいという欲が出てきた。
 
でもだからといって、あまりにも時間を惜しみ過ぎると、気分が落ち着かず、かえって時間を無駄にしてしまうこともあるようだ。
  
たとえば、本を読むにも、早く早くと気が急いてしまい、その結果、いくら多読しても、なにも身につかないことになってしまったり…。メモする時間を惜しんだ結果、後でせっかくのアイディアを思い出せなくなったり…。
 
時間を大事にするには、急げばいいというものではなくて、むしろ気持ちを落ち着けて、じっくり、ゆっくりする方がよい場合もあるようだ。
 
平凡な結論だけど、昔から言われている通り、焦りは禁物、急がば回れということなんだろうな。やっぱり昔の人は賢いな…。