言われてみれば、確かにその通りかも…。
「喜怒哀楽の中で、喜び、楽しさ、泣くことでさえ、良い感情のひとつとして受け止められているのに、怒るという感情だけが“のけもの”みたいになっていると思うんです。怒ることも必要なんだよって誰かが言ってあげなきゃいけないぐらい、怒りの感情だけがうとまれている」

「うとまれていたり面倒臭がられるからといって、自分の怒りにフタをして、ないものにするのって、時には必要だと思うんですけど……なんかヘンだなって」
それぞれの気持ちには、それぞれの尊さがあって、そこに優劣はなく、
どんな気持ちもそれぞれに尊いのだとすれば、
そんな気持ちを特定の型に押し込めようとしたり、
これはよい、あれはダメとレッテルを貼るよりも、
もっと自分の気持ちに正直に、自然であっていいのかも…。

そうとばかりもいられない状況もあるだろうけれども、
たとえそうであっても、
なるだけ自分の気持ちは大事にしたいものではある。

人の気持ちに寄り添うことも大切だろうけれども、
自分の気持ちに寄り添ってあげることも大切なんだろうな。