大川隆法の長男である宏洋氏は、月刊「WiLL」8月号において、幸福の科学(以下、HSと略す)批判を展開したようで、それに対するHS側の反論が公開された。
・月刊「WiLL」8月号 大川宏洋氏対談記事 「『霊言』なら僕にもできますょ」に反論する|幸福の科学
自分はまだ宏洋氏の記事は読んでないけれども、HS側の反論を読んで驚いた。それにはこんな一節があった。
また、とある人は、これをプライバシー問題として捉えていたようである。教団に個人情報を握られると、本人の許諾のないままに、こういう使われ方をするのかもしれないと。
そういえば信者らの議論をみていて、相手方の個人情報を探ったり、プライバシーをさらしたりしているのを何回かみたことがあった。
教団内でのプライバシー、個人情報についての考え方はどうなってるんだろう。ここはちょっと疑問だ。
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ところで、HSによる宏洋批判といえば、宏洋氏の音声記録を公開しているものがあった。
大川総裁が宏洋氏に結婚を強制していない証拠として、宏洋氏が自ら結婚に前向きな発言をしている記録が残っているというのである。この詳細は、HS公式の下記ページで説明されている。「清水富美加さんのフォローよろしくお願いします」という項目である。
・「週刊文春」(2019年2月28日号)インタビュー記事 「大川宏洋氏の虚言・誹謗中傷」に反論する|幸福の科学
これに対しては、先日、宏洋氏はあらためて結婚を強制されたと主張しつつ、上の音声記録の背景について語っていた。それによると、宏洋氏は他の者を人質に取られ、結婚に前向きな発言をせざるを得なかったというのである。
・6/26生配信 本日発売の『月刊WiLL』の内容に幸福の科学が発狂している件|宏洋
この辺りは、話が大分込み入っているが、ようは宏洋氏が結婚を承諾しなければ、俳優などを目指している芸能部門に所属する若者たちを出家させて、夢を追えなくさせるぞと脅されたということらしい。そのために音声記録にあるように結婚に前向きな発言をするしかなかったと…。
自分は部外者なので、事の真相は分からないのだけれども、証拠という点からみれば、HSは宏洋氏が結婚に前向きな発言している音声記録を提示し、宏洋氏は大川総裁が結婚強制している音声記録は提示していないのだから、HSが有利のようではある。
でもHSの提示した音声記録は、一部の切り抜きのようであるし、その前後に何があったかはわからない。その前に宏洋氏が証言するようなことがあったか、なかったかはわからない。この点、HS側の証拠も完全ではないかもしれない。
それに関谷氏の『虚業教団』には、結婚強制と、それを受け入れなかった者がどんな目に遭わされたかについて書かれてあるが、その記述から類推すると、宏洋氏が証言することには一定のリアリティーはあり、虚偽であると断言するのは難しいかもしれない。
どうもこの問題は今後もますます泥沼化しそうだけども、果たしてどのように決着するのだろうか。興味がない人にとってはどうでもいいことだろうけれども、自分としてはこの問題の結末をぜひとも見届けたいものだと思う。