宏洋氏が、HSの「ネット入会」制度を批判する動画を発表していた。

・【捏造】幸福の科学『ネット入会』の実態について|三代目宏洋


自分は、ネット入会についてはよく知らないので、
宏洋氏の批判が的を射ているかどうかは判断はつきかねるのであるが、
入会、入信は、もっときちんとした方がよいという主張に関しては正論と思う。

実をいえば、
自分は以前、入会入信について、
カトリック信者とネット上で議論したことがある。

そのときは、自分はHSのことを念頭におきつつ、
「宗教なんて、信者を増やしたいだけでしょう」という主張をしていたのだけども、
そのカトリック信者はそれを否定して、次のような説明をしてくれた。(以下は、自分の記憶による要約)

1. カトリックでは、洗礼志願者は、
月または年単位で教義を勉強したあと、
それでもなお決意が変わらず、
そのことを認められたあとで洗礼となること。

2. 洗礼を受けた後で、棄教したとなると、
それはある意味、神を裏切ることであり罪になる。
そうなるよりは、むしろ洗礼は受けずにいた方がよい。
だから洗礼は誰にでもすすめるというわけではないこと。

自分はこの話を聞いて、自分の考えを改め、
「まともな宗教では、たんに信者を増やせばいいとは考えない」
ということにしたのだった。

思い返してみれば、
HSも当初は、誰でもすぐ会員にするというわけではなく、
書籍を十冊以上読み、自分の決意を綴った入会願書を提出し、
合格することが必要とされたのだった。
それが段々に簡略化されて、
上の「ネット入会」のような制度に至ったのだろう。

カトリックにはカトリックの考えがあるだろうし、
HSにもHSの考えがあって、現在の入会制度になっているのだろうけれども、
信仰について真面目に考えるならば、
宏洋氏の主張も一理あるだろうし、
HSも入会、入信の手続きについては、
いろいろと再考してみてもいいのではないかとは思うが、いかがだろう。