前々から詩篇にひかれつつも、本文だけを読んでいるのではなんとなしに自分の理解に自信が持てず心許無い感じがするし、詩篇講義というような本格的な書籍は難しすぎるし、どっからどう読んだらいいのだろうと迷っていたのだが、ようやくよさそうな本にめぐりあえた。それがこの本だ。
岩波文庫は、自分にとっては若干敷居が高いのではあるが、本書では本文とともに、巻末には一篇につき数行の簡潔な解説があり、なかなかいい感じだ。ようやく自分が求めていた本に出会えた気分。本当はこれも自分には難しすぎるのではあるが、とりあえずこの本を通読してみることにしよう。
本を読むとき…特に宗教書を読むときは、自分の霊感に従って読むのがもっとも大事だという考え方はあるし、実を言えば自分もかつてはそういう考え方が強かったのだった。とんでもなく傲慢なことだけど、宗教書は霊的直観がなければ分からないし、それに欠ける学者の解説を読んだって仕方がないとさえ思ってた。
でも最近は自分の愚かさに気づき始めたのと、宗教にどっぷりつかるのではなく、やや距離ができてきたせいか、やはり霊感ばかりでなく、その書物の書かれた背景、一般的な解釈などについて専門家の見解を知っておいた方がよいと感じるようになってきた。宗教書に対するこういう向き合い方にはいろいろな意見はあるのだろうけれども、少なくとも今の自分にはこういう立ち位置が自然であり、必要でもあるようだ。以前は精神的な方面を重視するあまり、物質的なことを軽視しすぎていたところがあるので、バランスを取り戻すための反動もあってそういう風になっているのだろう。
岩波文庫は、自分にとっては若干敷居が高いのではあるが、本書では本文とともに、巻末には一篇につき数行の簡潔な解説があり、なかなかいい感じだ。ようやく自分が求めていた本に出会えた気分。本当はこれも自分には難しすぎるのではあるが、とりあえずこの本を通読してみることにしよう。
本を読むとき…特に宗教書を読むときは、自分の霊感に従って読むのがもっとも大事だという考え方はあるし、実を言えば自分もかつてはそういう考え方が強かったのだった。とんでもなく傲慢なことだけど、宗教書は霊的直観がなければ分からないし、それに欠ける学者の解説を読んだって仕方がないとさえ思ってた。
でも最近は自分の愚かさに気づき始めたのと、宗教にどっぷりつかるのではなく、やや距離ができてきたせいか、やはり霊感ばかりでなく、その書物の書かれた背景、一般的な解釈などについて専門家の見解を知っておいた方がよいと感じるようになってきた。宗教書に対するこういう向き合い方にはいろいろな意見はあるのだろうけれども、少なくとも今の自分にはこういう立ち位置が自然であり、必要でもあるようだ。以前は精神的な方面を重視するあまり、物質的なことを軽視しすぎていたところがあるので、バランスを取り戻すための反動もあってそういう風になっているのだろう。