タイトルに「古事記」とあったので読んでみたのだが、本書の古事記解釈は神秘的であり、言葉遊び、語呂合わせとも思えるような言葉にこだわった手法が多用されていていかにも著者らしいものになっている。
たとえば、天之御中主神の説明では、聖書のロード(Lord)は「主」であって、「宇宙の御中に主なる神様」である、「主」は「坊主」「天台座主」の「主(ス)」であり、この「ス」は声に出したスではなく、眠っている時のスヤスヤ、スーのスである云々など。
こういう考え方は著者の信者でもなければ理解できなそうであるし、実際自分にもよく分からないことではあるが、以前、何かの本で読んだか、誰かから聞いたかして以来、〇の中央に●を入れたスの神の名がなんとなしに気になっていたので上の話からスの神の説明に入って行くくだりは興味深いものではあった。
自分は古事記にも神道にも詳しくないので、著者の古事記解釈の妥当性については自信をもって判断することはできぬのではあるが、ただそれでも古事記は随分と幅広い解釈が可能であるらしいことはわかった。古事記、神道については、学者、宗教家の本はもちろん、トンデモ系統のものでも何でも一通り調べてみたいと思う。
たとえば、天之御中主神の説明では、聖書のロード(Lord)は「主」であって、「宇宙の御中に主なる神様」である、「主」は「坊主」「天台座主」の「主(ス)」であり、この「ス」は声に出したスではなく、眠っている時のスヤスヤ、スーのスである云々など。
こういう考え方は著者の信者でもなければ理解できなそうであるし、実際自分にもよく分からないことではあるが、以前、何かの本で読んだか、誰かから聞いたかして以来、〇の中央に●を入れたスの神の名がなんとなしに気になっていたので上の話からスの神の説明に入って行くくだりは興味深いものではあった。
自分は古事記にも神道にも詳しくないので、著者の古事記解釈の妥当性については自信をもって判断することはできぬのではあるが、ただそれでも古事記は随分と幅広い解釈が可能であるらしいことはわかった。古事記、神道については、学者、宗教家の本はもちろん、トンデモ系統のものでも何でも一通り調べてみたいと思う。