しばらく前に、『岩波文庫解説総目録1927‐1996』を古書店で見つけて購入して以来、ずっと積読状態だったのだが、先夜から寝る前にあちこちつまみ読みしている。
ビジネス書100冊とか、名著100冊とか、古典の要約をまとめたものとか、その類の本はそんなに読みたいとは思わないのだが、どういうわけか目録を眺めるのは昔から好きではある。
でも、はたと気が付いたけど、若い頃は目録を見るたびに「これ読もう」「これも読もう」とわくわくしたものだったけれども、今は「これ読めない」「これも読めない」と若干しょんぼりした気持ちになってる(笑)。自分に残された時間を意識しはじめる年齢なので、ついついそうなってしまうのだ。
こんなときは、つくづく、生まれ変わりを信じることができれば便利なんだよなあと思う。それを信じていれば、こんな風に考えることができるだろうから…。
「人生に無意味なことは一つもない。努力が無駄になることはない。仮に今生では報われなくても、来世で報われる。今生での学びは魂の奥底に蓄積され、来世できっと役に立つ。 現代の日本では、古今東西の古典名著が翻訳出版されており、安価で購入できる。図書館を利用するなら無料で読める。人類史上、これほど恵まれた時代はなかった。この時代に生まれ合わせておきながら、それらの本を読まないではもったいない」
輪廻思想は差別を生みやすいという欠点もあるが、来世への希望によって努力を促すというよい面がなくもない。生まれ変わりを信じる人々がいつの時代にも存在するというのは、こういう風に何らかの利点があるからなのだろうな。
ビジネス書100冊とか、名著100冊とか、古典の要約をまとめたものとか、その類の本はそんなに読みたいとは思わないのだが、どういうわけか目録を眺めるのは昔から好きではある。
でも、はたと気が付いたけど、若い頃は目録を見るたびに「これ読もう」「これも読もう」とわくわくしたものだったけれども、今は「これ読めない」「これも読めない」と若干しょんぼりした気持ちになってる(笑)。自分に残された時間を意識しはじめる年齢なので、ついついそうなってしまうのだ。
こんなときは、つくづく、生まれ変わりを信じることができれば便利なんだよなあと思う。それを信じていれば、こんな風に考えることができるだろうから…。
「人生に無意味なことは一つもない。努力が無駄になることはない。仮に今生では報われなくても、来世で報われる。今生での学びは魂の奥底に蓄積され、来世できっと役に立つ。 現代の日本では、古今東西の古典名著が翻訳出版されており、安価で購入できる。図書館を利用するなら無料で読める。人類史上、これほど恵まれた時代はなかった。この時代に生まれ合わせておきながら、それらの本を読まないではもったいない」
輪廻思想は差別を生みやすいという欠点もあるが、来世への希望によって努力を促すというよい面がなくもない。生まれ変わりを信じる人々がいつの時代にも存在するというのは、こういう風に何らかの利点があるからなのだろうな。