今回ひさしぶりに批判記事を読んで思ったのだが、批判というものはものすごいネタの宝庫だ。さらっと流し読みしただけで、新記事のネタをたくさん仕入れることができる。
相手の意見を変えさせたい、自分の意見を認めさせたいという欲求がなくなってから議論に熱中できなくなり、批判にも興味がなくなり、いちいち読むこともなくなっていたけれども、この点、批判を読むことは有意義なことかもしれない。
ただ難点としては、批判から得るネタは、自分にとっては新味がないということがある。自分が意見をいうときは、ただの思い付きをいうこともあるけれども、大概はそれなりに思惟を重ねた上でいっているのだ。だからそれに対する批判があっても、自分にとって意外なものは少なく、ほどんどがすでに検討済みのことばかりであり、したがってそこから得られるネタに新鮮味はない。
また批判から得たネタで記事を書くと、どうしたって文章が乱暴な感じになってしまうというのも困るし、どうにもみっともない。
また批判から得たネタで記事を書くと、どうしたって文章が乱暴な感じになってしまうというのも困るし、どうにもみっともない。
こうして考えると、やはり批判から得たネタで文章を書くのはダメだな。それよりは本を読んで感動したことについて書く方が楽しいし、得るものも多い。この方が根が平和主義者に生まれついている自分には合ってる。反省。