*ひさしぶりのリバティ
 今回、ひさしぶりに、リバティの記事を見たのだが、いかにもHS的なやり方で、「鬼滅の刃」を批判していたので、それについて書いてみたい。


*よくあるパターン
 まず、幸福の科学(HS)では、誰かを批判しようとするときは、次の三つを論点にすることが多い。
  • 本心…その人は、本心では邪悪なことを考えているとする。
  • 憑依…その人の背後には、悪魔、悪霊など邪悪な存在がいるとする。
  • 過去世…その人は、過去世でも邪悪だったとする。
 このことを念頭において、リバティの記事を読めば、「鬼滅の刃」には邪悪な意図がある、その背後には鬼がいる、その過去はこういうものだというように、上のパターンをそのまま活用していることが分かると思う。


 この三点については現実的な証拠はなく、信じるか、信じないかでしかないのではあるが、それでも信者には十分に影響力を行使できるので、HSではこのやり方を続けているのだろう。


*ヨイショの場合
 ついでに書くと、HSで、誰かをヨイショする場合は、上とは反対のことをする。
  • 本心…その人の心は、善意で満たされているとする。
  • 憑依…その人は、悪魔悪霊には憑依されておらず、天使に見守られ、指導を受けているとする。
  • 過去世…その人は、過去世でも善良で、立派な人物だったとする。
 これも上と同様に、確たる証拠は何もなく、信じるか、信じないかという話でしかないのだが、信者は確たる証拠がなくても、大川隆法の言葉(霊言を含む)は何でも信じるからそれでいいのだ。


*霊的な直観を磨く方法
 こういう指摘は、熱心な信者にとっては、バカバカしいことであり、不快な話でもあるかもしれないが、ある程度、ものごとを冷静に観察することができる信者の場合は、HSに対しても、その他のことに対しても、こういう風によくあるパターンを探してみてはいかがだろう。これは物事の本質を見抜く霊的な直観を養い、鍛えることに通ずるし、試してみて損はないと思う。