*教義変更?
 いつものようにツイッターで知ったのだが、最近、大川隆法はロックについて肯定的な話をしたようだ。

2020-11-03 (8)ロックについて

2020-11-03 (9)ロックについて

 どうもこの言葉から想像すると、大川隆法は以前は、ロックに対して、不良、反抗、反社会的というイメージを持っていたため、地獄的なものだと考えていたが、この頃になってそれは偏見だと気付き、ロックにも良いものがあると言い出したという流れのようだ。
 もしそうだとすると、むかしむかし、HS会員だったころに、「ロックは地獄的なものだ」という話を真に受けて、ロック好きでいることにうしろめたさを感じた自分は、本当にバカだったと思う。とほほ。


*心の声
 こうしてみると、やっぱり他人の言葉なんかはアテにせず、自分の心の声に従った方がよさそうだ。
 ロックとは何かといえば、それは音楽ジャンルのことだけではなく、権力に屈せず、権威に盲従せず、己の心に忠実な生き様でもあろうし、自分はそういう生き方をしたいと思う。


*分かる人、分からない人
 最後についでに書いておくと、大川隆法は、事の良し悪しを判断するのに、ビジネスとして成功したかどうか、支持者が多いかどうか、共産主義陣営と対立したかどうかなどを参考にしているようだが、自分から見たら、こういう判断方法はもっともロックから遠いものだ。
 またロックは、自己のポリシー、美意識に忠実であることだから、他人から「わがまま」「自己中心」「エゴイスト」などと悪口を言われるようではダメだということにはならないものだ。場合によっては他からそういう評価をくだされることは、自己に忠実であることの証明ともなりえるし、喜ぶべきことでもあるのだ。
 世の中にはロックが分かる人もいれば、分からない人もいるし、大川隆法はどちらかといえば後者だと思うけれども、ロックについて語るなら付焼き刃的な知識によるのでなく、もっと深く調べてからにしたらいいのにと思う。